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December 24, 2009

二重洗脳 重版について

こんなメールが届きました。(ノ_・。)

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友人に二重洗脳を紹介しているのですが、今日メールが返って来て、
「アマゾンで買おうと思ったら、2672円もしているので買えない」と言ってきて驚きました。

確かにアマゾンを見ると、中古しかなく今2381円になっていました。(定価1500円)
ひょっとして売れすぎて在庫がなくなっているのでしょうか?
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そうなのです。
『二重洗脳』がいよいよ品薄になり、
アマゾンでも、楽天でも手に入らなくなってきています。


自分としては、年末年始に読んでくれる人もいるのではと期待していただけに悔しくて、
東洋経済新報社の出版局の取締役に
電話までしてしまいました。(▼▼メ)
ちょうど、取締役交代の挨拶が届いたところだったので(^^)

結局、出版社では、これまでの経験則で、
出版後3~4ヶ月の時点で大量の返品が書店から届くことを心配しており、
それを見てから、年明けに重版の最終決定をするとの見通しです。
なんて、悠長な・・・。(:△;)

申し訳ない。経験則で動いているその道のプロたちを前に、
私の力では、彼らの考えを変えてもらうことができなかった。
・・・ということで・・・・ああ、
もうしばらく、品薄状態が続くことになりそうです。(:_;)

(補足)
 本の流通について、経験的に勉強しつつあります。
毎日新しい本が、何百冊も出る昨今、売れ行きのよい本でも、
店員がそうと気づかなければ、1~2か月もすると、自動的に返品されてしまうようです。
 出版社は書店に出荷した『二重洗脳』のうち、現在返品途上にある本がまだかなりあると予想しているようで(平均的には4割が返品されるわけですし)、それが戻ってきてきれいにカバーをしなおしてまた市場に出して、しっかり消化してから重版をしたい意向です。そのため、まだしばらく、品薄状態が続きそうです。
 書店を介してでも、書店は取り次ぎ業者(本の卸業者)に連絡するので、そこになければ、大元の出版社までさかのぼることはせず、「もう売り切れです」と返事をしてしまいがちのようです。

(さらに深い補足)
現在、書籍は(古本をのぞき)価格の保護制度があり、
書店は、出版社に返品するときに、仕入れ値と同じ値段を受け取ることができます。
そのため、店に並んでいる本が、売れようが、売れまいが、返品すれば、
お金が戻るためリスクがなく、よい本を見分けようというインセンティブが働きません。
結果として、取次ぎ(本の卸業者)の持ってくる本を機械的に並べるため、
全国どこの本屋でも、似たような本が売られることになり、新しく出た本を並べるため、
一定の期間が過ぎれば、返品されて店頭から消えてしまいます。
本の返品率は4割以上という推計もあります。

さて、
出版社は返本が多いと、そのお金を書店に払わなければなりません。
ここで、現在困ったことが起きているらしいのです。

つまり、出版社は、そこで、さらに、新刊を出すことで、
そのお金をまかなおうとするのです。
新刊を出しさえすれば、流通に乗って自動的に本屋に卸され、とりあえず売り上げがたつためです。

これって自転車操業?
まさに、依存症の二重構造!?


新刊を出す⇒売り上げがたつ(お金が入る)  短期的には、快感
新刊をどんどん出す⇒本屋に置かれる時間が短くなり、返本が増える、
新刊をどんどん出す⇒売れている本の二番煎じなど、魅力の少ない本が増えるため、読者人口が減っていく

しかし、新刊を出さないと、お金が入らない、という恐怖があるため、とまらない。と。


この状況を解決しようと、印刷会社が動き始めたようです。
業界最大手の大日本印刷がジュンク堂、丸善に資本参加し、
本そのものの流通を変えようとしているらしいのです。
短期的には、大量に本が刷られ捨てられている状況は、印刷会社にとっては悪くないのですが、
長期的に本の魅力が落ちることは、電子メディアなどとの競争があり看過できないということでしょう。
今後に期待です。

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December 14, 2009

摂食障害

『同じ失敗を繰り返すぐるぐる巻きには、依存症と同じような
二重構造があるのでは?』

という仮説を立ててはみたものの、具体的には、
例えば、摂食障害についてなど、理解できずに悩んでいました。
(これは、治療に難渋するケースも少なくなく、
私の高校の同級生も亡くなっているし、因縁浅からぬ障害なのですが)

そんなもやもやした気持ちを抱えながら、
インターネットでフラフラしていたら、
女子大学生の書いたブログを見つけました。

絶叫ハーモニクス

思わず、応援している旨、メッセージを送ったら、

こんな返信が来ました。(引用の許可を得ています。)


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磯村先生

メッセージをありがとうございます!

まさか著作者様ご本人と直接コンタクトが取れるなんて!感激です。

ブログにある通り、私は今年6月から摂食障害(主に拒食とむちゃ食い障害)を発症してしまいまして、それに付随した精神の落ち込みなどに悩まされていました。ネット等を通じていろいろ治す方法を探してみたものの、なかなか上手く行かず悩んでいたところ、偶然立ち寄った本屋で『二重洗脳』に出会ったのです。

私はタバコもギャンブルもやったことがありませんが、先生の書かれた『二重洗脳』はまさに私の陥っている摂食障害の現状を的確に表していて、読み進むごとに『目から鱗が落ちる思い』を何度も経験しました。

先生の本に出会って一週間、おかげ様で過食の衝動に襲われることがあっても、『これがトリガーだな』『こんなところに関連性が…』などと気付くことができ、上手くやり過ごすことが出来るようになって来ています。こんなに穏やかな気持ちで日々を過ごすのは、この半年間で本当に久しぶりのことです。

先生には、いくら感謝してもしきれません。
無明のぬかるみを彷徨っていた私に『気づき』という福音を与えてくださって、本当に、ありがとうございました。


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おお、それはそれは(^^)、と私もとても嬉しく興奮したのですが、

その一方で、ふとわれに返ってみると、
摂食障害のどこが、「二重洗脳」なのかは、
自分にもわかりません。
これからの新しいテーマですね。

追伸:
その後、別のブログも見つけました。
スマイルプロジェクト

この人も、『二重洗脳』で、摂食障害が楽になったということです。


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December 04, 2009

韓国語版のオファー ( 二重洗脳 )

嬉しいことに、『二重洗脳』の
韓国語版のオファーが届きました!
The Soup Publishing という出版社からです。

出張続きで、メールを数日チェックできずにいたら、
先方から返事の催促があったらしく、
携帯電話に、編集の担当さんから電話がかかってきました。
びっくりデス(^^)


韓国は統一教会の教祖の国でもあるのですが、
(何か因縁を感じます)
国を挙げて禁煙に取組んでおり、
地域の保健センターで、精神科医が禁煙支援を行う
体制が整っています。
JTを抱える日本とは、一味違いますね。

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