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November 02, 2006

失読症

今日は専門学校で、学習障害について話す機会がありました。知能はよいのに、特定の学習がうまくできない子供たちのことです。例えば、失読症といって字を読むのが困難な子供があります。怠けているわけではなくです。不思議な感じもするのですが、こんな事実がわかっています。

アメリカでは日本より、失読症の子供が多く、7%前後というデータもあります。この理由としてアルファベットを使っていることが考えられています。その子たちは I have a chair を読む場合、単に、a,b,c がそれぞれ読めても、文字の組み合わせから、chair を「チェア」と読むことができないのです。でも、よく考えてみれば、chair と並んでいるときの a と table の a または、 peace のときの a とどうやって、区別しているのでしょう。どうやら、かなり複雑怪奇なことを脳は軽々とこなしているわけで(^^)、その機能が障害されているのが失読症のようなのです。 

その点、日本語の場合、ひらがなにしろ、漢字にしろ、種類は多くても、読み方が複雑に変わることはないので、一個一個読んでいけば何とかなるので、同じ障害があったとしても、英語を読むときほどは影響が現れず、失読症の発生が低いのであろう、というわけです。脳の仕組みというものは考えれば考えるほど、不思議で、かつすばらしいものですね・・・♪

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