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September 28, 2006

妊娠してすぐタバコを止めた場合は?

 今日はある専門学校で、理学療法士の卵たちに講義をしていました。胎児の発生について説明するときに、期間形成期といって、妊娠8~12週あたりは、体の形がどんどんできてくる時期であり、その頃に、レントゲンを浴びたり、タバコを吸ったりしていると奇形ができやすい。と話しました。

 授業の後に、質問がある、といって男の子が1人よってきました。その質問が、「妊娠してすぐタバコを止めた場合は?」です。かわいそうに、かなり気にしているようです。でも、気休めを話すわけにはいかないので、それでもリスクは吸わない人よりは高いだろう、と話しました。察するに、彼女は妊娠に気がついてすぐ止めたのでしょう。みんな、赤ちゃんに悪いと知っていても吸っている。そんな若い人の、やるせない状況が透けて見えた気がしました。

 若い人もなかなか止められないのです。授乳が終わる頃には、せっかく禁煙した妊婦の6割から8割が再喫煙しているというデータもあります。精神依存のためですね・・・。

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September 27, 2006

使命とは

 今日は、9/29に行う、「安全衛生管理者研修会」の打ち合わせで、オリエンタル労働衛生協会の理事の先生にお会いしました。

 この先生は、私が名大医学部放射線科で大学院生だったときに、お世話になった、すぐ上にいた先輩で、当時から妙に勘がよくて、自分が夜、呼び出しに遅れたときなどに、デートで遅れたような場合に限って、「何してたの?」なんて、聞いてきたりするので、「この人は・・・なぜわかる?」なんて、思ったりしてました。

 今日は、やっぱり先輩に教えを請う、というか、本当に、いろいろ教えていただくことばかりで、少々相談ごとなども聞いてもらいました。
ありがとうございました。 ぺこーっ <(_ _)>

 その中で、印象に残ったのが、「使命とは、どう書く?」という質問。
「命を使う、と書く。つまり、命をすり減らしてもするのが使命。」と先輩。じーん・・・。と私。

 こういう話を面と向かってしてくれる人、減りました・・・よね。
 ということで、またしばらく、リセット禁煙の伝道に邁進する、活力を得た、私でした。先輩ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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September 26, 2006

医学部4年の夏休み

 私は、医学部4年の夏休みに、地元の春日井市民病院に2週間、病院実習にいきました。といっても大学のカリキュラムというわけではなく、直接頼んで、勉強させてもらうのです。当時(今もだと思いますが)、医学部4年とか、5年とかになると、そういうことは、学生のやる気しだいで、割と自由にできました。

 自分は、2週間まるまる、外科の先生にお世話になって、ひたすらオペ室にこもって助手のそのまた助手くらいをしていました。そのとき、研修医をしていた先生に、今日、ばったり、産業医の講習会で出会ったのです。先生は、ぜんぜん変わっていなくて、自分はすぐに気づいて、その先生も自分のことをすぐわかってくれて、ともてうれしくなりました。彼は、当時は整形外科やできたばかりの形成外科を目指していました。

 自分は、当時は、まだ、全く志望の科は決まっていませんでした。本当に全く!その後いろいろあったのでしょう。彼は今、ある地方都市の保健所長を勤めているそうで、最近、1ヵ月バングラディシュで仕事をしてきた、とか、不思議な話をしてくれました。また、私の「リセット禁煙のすすめ」をどこで知ったのか、読んでくれていて、いいと思うよ、と励ましてくれました。

 あの夏の、ある夕暮れ、外科病棟の看護師さんたちもさそって、みんなで花火をしに庄内川にいったっけ。そんなことを思い出しました。

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September 22, 2006

子育てハッピーアドバイス

 「子育てハッピーアドバイス」という、スクールカウンセラーで、精神科医の明橋大二先生の本があります。太田知子さんのイラストと一体となった、すばらしい内容です。

「輝ける子に育てるために、大人ができること」、として、赤ちゃんならば、スキンシップ、話を聞く、「がんばれ」より、「がんばってるね」と認めるほうがいい、「ありがとう」という言葉をどんどん使おう、があげてあります。
 こうかくと、当たり前ジャン、と思うかもしれませんが、四こま漫画も織り交ぜたイラストとのかみあわせがすばらしいのです。全ページカラーで太田知子さんのイラストは、とてもかわいく、やさしく、丁寧で好感が持てます。絵だけ見ていても飽きません。
 家の息子たちも、引っ張りあっこで絵だけ見ていました。

 リセット禁煙も、こんな雰囲気の豪華カラーバージョンが、出せたらなあ・・・。と思います。そのためには、今から、仕込みを、といろいろ頭をひねっています。何かアイデアがあればコメントくださいね。

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September 20, 2006

本数はうんと減ったけどね・・・

 今日は少林寺拳法の日でした。
 先生にその後を聞いてみた答えが、
「本数はうんと減ったけどね・・・」

ダメだったんだ。ああ・・・。
うーん。わかっていそうだったのになあ。

一応、本をよく読んで復習してね、
と伝えましたが、厳しいです。
残念・・・。

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September 19, 2006

扶養家族4人

突然ですが、ここで税務の問題です。

扶養家族4人月給15万円の場合の源泉徴収額はいくらでしょう?

答え: 0円

 突然舞い込んだ、ディスコ健康保険組合からの、禁煙支援の業務委託をきっかけに、今年の四月にリセット禁煙研究会の事業部門を会社化し、予防医療研究所を立ち上げて、はや半年。いわば、初めからお客さんがいるという本当に恵まれたスタートでした。

 しかしトータルとしては、とても安定して給与を出せる状態ではなく、税務署の担当者から、社員の給与にかかる源泉徴収税についての問い合わせのあったときも困ってしまいました。そこで正直に、
「まだ、そんな状態ではないので、」
と説明したところ、
「事情はよくわかりますが、社長さんは実際に働いておられるわけですから、その給与はやはり何らかの形で・・・とは思いますので、払えるようになる、時期と金額について、見込みの形でよいので出していただけませんか?」
 といわれていました。

 それから半年、まだまだこれからなのですが、講習会の開催や、東京海上日動メディカルサービスとのタイアップなど、少しずつ進展もあり、九月に初給与を出すことに決心しました。それで、それに伴う届けや、税額の計算を税務署で教えてもらったのが冒頭の問題です。

 ちなみに、月給15万円で、扶養家族がいない場合の税額は5,250円、逆に、扶養家族が四人の場合、税額が発生するのは月給が248,000円からで、そのときの税額は120円となります。
 こうしてみると、扶養控除というのもなかなかすごいな。と感じます♪

 「起業バカ」という著作のある、渡辺仁さんの推計によると、実際に起業で成功できたのは、1500人に1人であった、ということです。自分は、とにかく、「リセット禁煙」を独立採算でできるようにして、周りの人たちの協力を得ながら、少しでも早く、多くの人に提供する仕組みを作りたいと思います。応援していてくださいね。

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September 17, 2006

少林寺の先生と対決!

今日の夕方、道場兼、先生の自宅を訪ねて、リセ禁をやってみました。
驚いたことに、先生はアルファ波の低下のことを知っていました!

 なんと、何十年も前に、少林寺拳法の開祖から聞いた、というのです。開祖は、喫煙によるアルファ波の低下のことを知ると、先生たちを集めて、
「タバコは、われわれの一番大切な、精神をつかさどっている、脳の働きを10%低下させることがわかった。俺もやめるから、お前らもやめよ!」
と一喝なさったのだそうです。
 
 その後、先生も禁煙していましたが、その後また吸い始めてしまい、五段、六段、七段、と試験のたびに、その半年前から禁煙しては、合格する、ということを繰り返し(禁煙しないと息が切れて、とても合格できないそうです)、ついこの前まで止めていたが、ついこの8月にまた吸い始めてしまった・・・。という話でした。

 意志が弱いから、自分に負けている、としきりにおっしゃって、そのとらわれが、痛々しいくらいでした。少林寺は真の「強さ」とは、自分に負けないことだ。と強調しているので、さぞかし辛かったろうと思います。

 その先生も、すごく晴れ晴れとした表情になり、「やっと、開祖の言っていた意味がわかった」とうれしそうでした。最後は、僕の言葉というよりも、
「やっぱり、開祖はすごいね!」という感じで、盛り上がってしまいました。

 大丈夫だとは思うんだけど、こればっかりは、どうなるかわからないので、不安です。
どうかうまくいきますように。

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September 16, 2006

少林寺の先生

私の少林寺拳法の先生は71歳。ぴんぴんしていてとてもお元気、話もすごく深くて面白い。でも喫煙者なんですよね・・・。

自分は本気で、できるだけこの人に長生きして欲しい、と思って、なかなか言い出せなかったのですが、ついに、自分の素性を明かして、リセ禁したいので、1時間時間をください!と頼んでみました。
 
彼は、止める気はあるんだけども、女房と娘に先立たれて・・・と言ってました。本当は、時間を打ち合わせるために、今日電話がかかってくるはずだったのですが、未だない・・・。
 
うーん。単に忘れているだけのような気もするし。

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September 12, 2006

東に西に

今日は、朝6時過ぎに家を出て、東京の大手生命保険会社の健康保険組合をたずねました。予防医療研究所法人事業部の禁煙支援コーディネーター(なんとタクシーの運転もできる人です♪)が、主任さんと会うアポイントを取ってくれたのです。

 彼は初めは、わかったようなわからないような表情でしたが、「ニコチンパッチでは、精神的依存は解消できず、再喫煙が多いこと」、「リセット禁煙では、病気になるぞ、と脅すような話はせず、タバコに対する認識を変えるような質問を繰り返していく」、というあたりから、かなり興味を示してくださいました。

 最後は、上司の事務長がスモーカーなので、彼が、リセット禁煙を体験して、理解者となれば、一気にすすむ、という話になり、なんとか、折を見て、機会を作ろう、ということになりました。がんばれ主任さん。良い知らせをまってるぞ~。

 昼からは、琵琶湖のほとりにある、化学メーカーの研究所をたずねました。リセ禁の講演をするためです。さすがに、研究者の面々は、理解が早く、話が弾み、積極的に質問も飛び出して非常に盛り上がりました。なんと総務課長も禁煙を開始!(同じくスモーカーの総務部長は所要で欠席!?)

 今後も事業所の診療所を舞台に、希望者に出張リセット禁煙のカウンセリングをすることができればという話になり、これから、どうやって広報して、スモーカー諸氏に、来てもらうか智恵を絞ることとなりました。

 企画をたててくださった研究所の看護師さんと、敦賀や大阪からわざわざ参加した、非常に熱心な保健スタッフの人たちとも話すことができて、とても刺激になりました。三人とも仲が良いばかりでなく、同じ目的に向かってすすむ仲間という感じで、(もちろん、僕にも仲間はたくさんいるけれど)ちょっとうらやましいくらいの感じでした。これからもみんなでがんばろうね。

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車窓から見た琵琶湖 (写真のほんの端っこ^^)

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September 11, 2006

禁援後の楽しいイメージ

 70歳代のおばあさんを禁煙外来で診察しました。その人は、うつ病の診断を受けており、1日40本も吸っています。聞けば、12歳のころから吸い始めていたそうです。やめたくて止めたくて、たまらないのですが、「タバコが大好き、好きで吸っている」という状態で、がんばって止めるぞ!と意気込んでおられました。

 リセット禁煙の話には、非常に興味を持ってくださったのですが、実際に、始めてみると、夏のステップや、秋のステップで、ストレスに対する思い込みや、食後の一本についての話を進めるうちに、こちらが心配になったくらい、じっと黙り込んでしまいました。文字通り、考えたこともないような話だったためでしょうか。残念ながら、楽しい禁煙後のイメージをうまく描くことができませんでした。

 付き添っていた息子さんも、最後に、おばあさんに向かって、
「体に悪いんだから、もうガマンしないとだめだよ。」と声を掛けていました。そのせりふから判断すると、努力型禁煙の考え方のままのようです・・・。彼もスモーカーだったので、できれば一緒にと思っていたのですが、こちらもうまくいっていないようです。

 例えば、うつ病のように、感情的問題を抱える人に、理屈っぽいリセット禁煙の話をいかに、わかりやすく、しかも情熱的に伝えるか。まだまだ課題は山積しています。

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September 09, 2006

 今日は、定時制の高校など、現場で、喫煙生徒と向き合っている、養護教諭のグループ10人を含む、13人で、リセッター研修会をしました。リセット禁煙のすすめを読んだことのない人も、半分くらいいて、残りは、読んだことも、実践経験もある人たちで、幅がありすぎで、かなりしんどいセミナーになってしまいました。
 でも、どの人も活発に発言してくださって、自分も大変に学びになりました。

「女性が喫煙グループから抜けられないわけとして、
抜ける側は、禁煙することでバカにされたり、嫌われたりするのでは、と心配している。また、残される側も、吸い続けることで、バカにされたり嫌われたりするのではないかと心配している。」
という二つの側面があることを参加者から気づかされました。

ありがとうございます。これだから、セミナーは本当に楽しいです。

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September 06, 2006

2070台の禁煙タクシー

 子どもをタバコから守る会・愛知で、タクシー禁煙化早期実現のお願いを愛知県と、愛知県タクシー協会に提出する準備を進めています。

 タバコ1本で、車内の粉塵濃度は、厚生労働省の法廷基準の12倍になり、その値は一時間以上もどりません。2本では24倍、3本では31にもなります。さらに、昨年末に出された「タクシー受動喫煙訴訟」の東京地裁判決は、タクシーの全面禁煙化の必要性を指摘しています。

 タクシー利用者の70%以上は非喫煙者で、乗務員の過半数も非喫煙者が占める時代になっています。既に、大分県では平成17年4月の禁煙タクシーのスタート時点で、加盟89社の計2,600台のうち、80%にあたる2,070台が禁煙タクシーとなりました。静岡県の遠鉄タクシーでも半数を禁煙タクシーに切り替える予定にしているとのことです。

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September 05, 2006

市民が地域で禁煙を推進するポイント

①受動喫煙の害をしっかり伝える。

「喫煙者を禁煙させる」よりも、まずは、子供や妊婦のいるところや、公共の場所では喫煙しないことをお願いする。

②非喫煙者をふくめ、タバコに関する誤解をほぐす努力をする。

・「吸う方もいらっしゃいます」⇒ よく聞く言葉であるが、「吸わない人もいます。どちらがガマンしたらよいでしょう」となるべく相手に判断してもらう。必要なら、健康増進法の情報など提供する。

・「吸う権利もある」⇒ 「権利」はなく、「自由」があるだけでは?自由は公共の福利に反する場合、制限を受けざる得ないものでしょう。

・「タバコ税を払っている」⇒ 医療費その他の経済的損失は、税収の2~3倍と試算されています。その分は周りの人々に損失を与えています。 中久木一乗「タバコ問題をめぐる市民活動」より抜粋

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娘がタバコを吸っております(22才)

 今日は、健康おおぐち21推進連絡会の研修会で講演をしました。笑顔21クラブというステキな名前の住民団体からも多くの方々が参加され、地域の絆の深さを感じうれしくなりました。

公共施設の禁煙を目指して、実際に出向いて、実態調査をする計画を立てていらっしゃることを知り、書類調査で済ませるところがほとんどであることと考え合わせ感心しました。

 講演自体は、受動喫煙の話を中心に、住民が地域で禁煙を推進するポイントについて説明しました。リセット禁煙については、テレビ番組のビデオを上映するにとどめました。
 
講演後のアンケートからいくつか紹介しますね。

◇ 娘がタバコを吸っております(22才)。仕事の関係で注意もやんわりいか言っておりません。本人も悪いと思っていながらストレスを失くす為にしていると思っているようです。リセット禁煙による考え方の間違いに気づかせてやりたいと思います。
◇ 喫煙の体にはこんなに悪い事を聞かせて頂き、自分の周りから、禁煙を勧めたいと思います。会社では社員28名のうち2名吸わないだけです。吸わなくてもこんなに肺に悪いことを皆に言います。

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